更年期における汗やほてりの原因と対策。急な発汗などのホットフラッシュに困ったら

更年期障害のひとつの症状に、ほてり・のぼせ・発汗などがあります。これらの特徴として、気温や運動の有無に関係がないことです。

部屋が暑くても寒くても、体をまったく動かしていなくても、突然に顔などが熱くほてってくるのです。場合によっては大量に汗をかきはじめることもあります。

これらの症状はホットフラッシュと呼ばれ、1日に何度も起こる人もいれば、数日に1度という人もいます。

いま暑いのか、寒いのか、わからなくなってくる

さっきまで平気だったのに急にほてって汗をかく。こうなると暑い・寒いの基準がよくわからなくなってきます。

今までは暑いから汗をかき、寒いから上着をきていたのに、気温が何℃であっても症状がでるのですから当然です。
周りの人に「なんで暑くもないのにそんな汗かいてるの?」と言われたという経験がある方もいるかもしれませんね。

メイクが崩れたり、髪もぐっしょり濡れたりすることも。

せっかくメイクをしても髪型を整えても、汗のせいで全部台無しになってしまうこともあります。1日の中で何度もメイク直しをしにトイレへ立つ人も中にはいるでしょう。

顔汗 止めるためにタオルが手放せなかったり、デオドラントも持ち歩いている人もいることと思います。

ホットフラッシュの原因

この、ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗など)の原因は、エストロゲンという女性ホルモンの減少に伴い、自律神経の働きが乱れることに起因していると言われています。

自律神経というのは、血管・消化器・呼吸器・泌尿器などの活動を調整している神経のネットワークです。自分の意思とは関係なく、24時間働き続けている神経です。

体を正常に働かせるためにバランスを保ってくれている神経なのですが、その自律神経の血管系のコントロールが乱れることでほてりや発汗がうまれているとされています。

寝ているとき、立ち上がったとき、走るときなどに血圧を調整しているのが自律神経です。それが乱れるとまず体温調節に影響がでてくるのです。

ホットフラッシュの対策

これらホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗)の対策としては大きく3つ考えられます。

1、自律神経訓練法をする

自律神経が乱れることでこれらは起きるので、その乱れを抑えるために自律神経系を鍛えます。瞑想やヨガにも近いですが、リラックスできる場所であぐらに座るか仰向けに寝っ転がります。体をリラックスさせて体内を酸素がゆっくり巡っていることをイメージします。
こうすることである程度の効果を実感できるかもしれません。

2、適度な運動

40代50代になってくると定期的に運動する習慣がなくなってくると思います。しかしやっぱり人間にとって適度な運動は欠かせないもの。ほてりや発汗を抑えるための正常な体温調節を、運動によって補うことができるのです。
もちろん健康で長生きすることにも関わってくるので更年期障害の対策だけでなくオススメします。

3、女性ホルモンを補う

根本の原因はエストロゲンの減少なので、それを補うためにサプリメントや低用量ピルを飲むこともいいでしょう。サプリメントであれば大豆イソフラボンがおすすめですし、ピルでも少量の女性ホルモンを補うことができます。

4、顔汗対策クリーム

通常の制汗剤であればワキや体に塗るタイプのもので顔につけるにはやや不安なことが多かったです。ただ最近では顔用クリームとして使えるものも登場しているようです。顔汗 止めるのにすぐ効果を発揮するのはやはりこういったものになってきます。

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更年期障害のチェックリスト!11の質問でわかるあなたの更年期レベル

自分が更年期かもしれないと思ったら以下の11個のリストに当てはまるかどうかやってみてください。

  1. 生理のときの出血量が減った
  2. 最近、顔がほてる
  3. 急に汗がでることがある
  4. すぐに息切れ・動悸がでる
  5. 頭痛やめまいをよく起こす
  6. ひざや手足の関節痛がある
  7. 以前よりトイレが近くなった
  8. セックスに痛みを感じる
  9. しょっちゅうイライラしている
  10. ちょっとしたことで落ち込んだりうつっぽくなる
  11. 何をするにもやる気がでない

これらのリストはすべて更年期障害でおこる症状です。1個9点として合計99点。どれだけ当てはまるかをチェックしてみてください。

多くの人にやっていただくと「そういえばこんなことあるある」と気づくようです。今まで更年期だとは思ってなかったことが前兆としておこっている症状かもしれないと気づいてもらえます。

あくまえ簡易的な診断ではありますがこのテストに6割以上(6問以上)チェックが入るのであれば更年期障害の可能性が高いです。

ちなみにこの診断では、「体」と「心」の両方について聞いています。生理の出血や頭痛・めまいなどは体の症状ですし、イライラややる気などは心の症状です。更年期ではこういった内と外の両方に変化が現れるので両方共見逃さないことが大切です。

更年期の予備軍をみつけるチェックリスト

さて、上記のチェックリストで5割以下(5問以下)しかチェックが入らなかったからといって安心するのはまだ早いです。あくまでこれは更年期障害としての症状について聞いているものであるため、比較的軽い人や予備軍の人はクリアできてしまうからです。

そこでもう一段階深掘りして、更年期障害の予備軍かどうか見分けるチェックリストも用意してみました!

体や心にその前兆となる症状が出ていないかよーく思い返してチェックをつけてみてくださいね。

  1. ダイエットしてもなかなか体重が減らなくなった
  2. 目がかすむ、目が悪くなってきた
  3. すぐに疲れるようになった
  4. 便秘や下痢などをしやすくなった
  5. 前より判断が遅くなった
  6. 忘れっぽくなってきた
  7. 前より涙もろくなってきた
  8. 眠りが浅くなった
  9. 肌がよくかさついたり、口がよく乾く
  10. しみ・しわが気になりだした
  11. 白髪が目立つようになった

パッと見ではとても更年期とは思えないかもしれませんが、これらが前兆・予兆となっている可能性もあるんです。もちろん1つだけ当てはまるからといって更年期障害とはいえません。なので同じく6問以上チェックが入るようなら予備軍の可能性もあると考えましょう。

なかなか自分の変化と向き合うのはつらいことだと思いますが、正確な診断を下すためには冷静に考えてみることが大切です。

もちろんあくまで自己診断でしかないので必要以上に落ち込むことも、安心しすぎることも禁物です。より詳しいことは専門医の診断を受けるようにしましょう。

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更年期とは?症状やその原因をまとめてみます

「更年期障害(こうねんきしょうがい)」

この言葉を耳にしたことがある人はたくさんいるでしょう。だけどそれが何を指すのか、どんな症状や原因なのかをちゃんと理解している人は少ないのではないでしょうか。

たとえば会話の中で会話の中でお子さんに「それって更年期なんじゃない?」という風になにげなく言われた人もいるかもしれません。たぶん子供が親にたいしていう軽口であってそこまで深い意味はないでしょう。

でも本人は「もしかして私って更年期…?」とつい気にしてしまいますよね。

自分が本当にそうなのかを知るためにはまず正しい知識を知る必要があります。覚える必要はないですがここでしっかりと理解していきましょう!

更年期・更年期障害とは?

更年期(こうねんき)とは、閉経をはさんだ前後10年くらいの期間をさします。閉経の年齢は人によって個人差はありますが平均50歳くらいなので、更年期はだいたい期間40代半ば~50代半ばあたりとされています。

この期間に女性ホルモンの分泌が低下し、さまざまな症状がおこります。このことを更年期障害(こうねんきしょうがい)と呼びます。

また30代(早い人で20代)あたりからその前兆を感じる人も多いようで一概に年齢が若いからといって安心というわけでもなくなっています。

更年期にあらわれる症状

更年期になると以下のようなさまざまな症状が表れます。

  • 月経の変化
  • ほてりやのぼせ、大量発汗
  • 手汗の冷え
  • 耳鳴り
  • 肩こり・腰痛
  • 頻尿
  • 性交痛
  • イライラ
  • 疲労や倦怠感
  • うつ症状

このように本当にいろいろな症状がでるのです。これだけ幅広いことから原因が更年期だということに気づきにくい場合もあります。ストレスかも、仕事で疲れているのかも、ただの風邪だろう、などと思って見過ごしてしまいがちです。

また、身体的な変化だけではなく精神的な変化も多いです。心が不安定になりうつ病のようになるなど急になにもかもうまくいかなくなってしまうのです。

もしかしたらここまで読んではじめて「私のアレは更年期だったのか」と気づいた方もいるかもしれませんね。それほど分かりにくいものでもあるのです。

更年期の原因はここにある

更年期障害は、卵巣の機能が次第に低下しはじめることに端を発します。女性ホルモンの分泌が次第に低下しはじめることでさまざまな症状が生まれます。

【図】加齢による女性ホルモンの変化
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具体的には2つの大きな要因があります。

1、ホルモンバランスの乱れ

加齢により卵巣の女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が低下しはじめる一方で、脳の視床下部からはもっと女性ホルモンを出せと司令が出続けます。この司令がでるときに性腺刺激ホルモンなるものが分泌されます。

しかし女性は閉経にかけて女性ホルモンが低下する一方で最終的にはほんとどなくなります。にもかかわらず脳からの司令とそれに伴うホルモンが増え続けることでふたつのホルモンがアンバランスになってしまうのです。

性腺刺激ホルモン>女性ホルモン

このホルモン環境のアンバランスさがひとつの原因です。

2、自律神経と感情をコントロールする中枢の乱れ

女性ホルモンをコントロールする中枢は脳の視床下部にあるとされていますが、実はここにあるのはそれだけではありません。自律神経をコントロールする中枢や感情をコントロールする中枢もあるのです。

そのためホルモンをコントロールする中枢が乱れると、ほかの2つも影響をうけて乱れてしまうのです。イライラ・うつなど精神的な症状はこれが原因となって起こります。

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